接触確認できるアプリは効果アリ?口コミや登録方法は?
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コロナの影響は留まるところを知らず、都内では新規感染者が三桁を切る日もなく、まもなく300人オーバーが当たり前に届いてしまうかというところ。
私たち国民も、新しい生活様式の不自由さの中に、なんとか快適に生きていく方法を見出し始めているところでしょうか。
それでもまだ制限のかかる部分や、経済的にも精神的にも厳しい状態に置かれている人がたくさんいると思います。
そんな中、6月19日に厚生労働省が「新型コロナウィルス接触確認アプリ COCOA」をリリースしました。
「接触確認アプリ」とはいったいどのようなものなのでしょうか?
「コロナ接触確認アプリ COCOA」ってどんなもの?
【接触確認アプリのアップデートをお願いします!】
— 厚生労働省 (@MHLWitter) July 17, 2020
接触確認アプリは、現在、修正版「1.1.2」が配布されています。古いバージョンをお使いの方は、アプリのアップデートをお願いします。まだアプリをインストールされていない方は、インストールをぜひご検討ください。#COCOAhttps://t.co/MLusM96q5O pic.twitter.com/wQk42XocXI
COCOAとは、COVID19 COntact COnfirming Applicationの頭文字をとったネーミングで、スマートフォンのBluetoothを使って、コロナ陽性者と接触した可能性の可否を通知で受け取ることができるアプリです。
6月19日のリリースから約1ヶ月間はプレビュー版の配信でしたが、7月13日(iOS版)、7月14日(Android版)のアップデート以来は、プレビュー版に比べるとだいぶ安定した操作を行えるようになってきているということです。
対応しているのはiOS13.5以上、及び、Android6.0以上を搭載してるスマートフォンです。
使い方はいたって簡単です。
アプリストアなどで「COCOA」や「新型コロナウィルス接触確認アプリ」などのキーワードで検索し、該当アプリをインストールします。
あとはいくつかの確認事項に同意し、Blurtoothをオンするだけ。
1m以内に15分以上居た人を毎日記録し、14日後にデータが消去されます。
リリースは厚生労働省からですが、民間の有志団体がボランティアで作ったシステムなので、政府のサーバーに個人情報や位置情報などが収集されることはありません。
追跡よりもプライバシーを優先に作られたシステムなので安心して使えます。
データを消したくなった場合は、アプリ内から「使用中止」するか、アンインストールすることで、全ての接触データを消すことが出来ます。
万が一、PCR検査などでコロナウィルス陽性と診断された場合は、陽性者が自分で陽性であるという登録をすることになるので、利用者の前向きな「協力」が必要となります。
つまり、陽性であるという報告は利用者の「任意」であるということになります。
7月17日までに約741万件のダウンロード数がありますが、その中でも陽性者は19件に留まっています。
利用者の年齢や地域をあらわしたデータがないので一概には言えませんが、陽性者の報告が任意であることが、陽性者の人数がさほど多くない原因の一つではないかという風にも捉えられます。
ではこのCOCOA、実際に利用した人たちはどのような感想を抱いているのでしょうか?
COCOAクチコミ調査
7月19日現在、iOS端末対応のアプリストアApp Storeに寄せられたレビュー投稿数は約6500件、評価は3.7と、私としては思ってより高評価かなという印象を受けました。
プラス評価としては、「政府が作ったものとは思えないほど良くできている」(厳密に言うと作ったのは政府ではありませんが)、「設定も簡単なので気軽に使える」、「プライバシー面も安心」、などの声が寄せられています。
実は私自身、本当に最近までCOCOAの存在を知らなかったのですが、アプリで簡単に感染経路を追うことができるのはとても効率的で便利なので、幅広い世代、特に通勤通学で移動の多い人たちの間でもっと普及したら、効果が出やすいのではないかと思いました。
また、このCOCOAを利用していることによって、危機管理意識が少し高くなったり、万が一の場合にも、自分の知らないところで顔を合わせていた人たちの命を救うこともできるかもしれないと考えると、インストールしておいて悪いことはないのではないかと思います。
アプリには多少の不具合も
一方、リリースしたてのアプリということで厳しい意見も多く寄せられていました。
「Bluetoothを使っていることでバッテリーの消耗が著しく早くなった」、「スマホ本体の発熱、アップデートの後に初期化されたり、起動できなくなる」、毎日「使用日数が0になる」といったバグもあるようです。
OSのバージョンや通信環境の問題もあると思いますが、まだまだ改善の余地がありそうです。
また、アプリストアで「コロナ接触アプリ」や「COCOA」で検索しても出てこなかったというトラブルもアップデート前はあったそうですが、iOS13.6の私のiPhone 11で実際にインストールしてみたところ、インストールにもアプリの利用にも問題はありませんでした。
接触確認アプリcocoa まとめ
リモートワークやビデオ通話もそうですが、このコロナの時代にスマートフォンやパソコンがここまで普及していて良かったなと思う場面がいくつもありました。
多くの人がパソコンを所持しているからこそ家でも最低限の仕事ができる環境が整っており、多くの人がスマホを持ち歩いているからこそこういったcocoaのような追跡アプリが役に立ちます。
今後の課題としては、開発者の方にはバグの修正などを引き続き行っていただき、私たちユーザーは一人でも多くの人がこのアプリを利用して、感染拡大防止に努めたり、感染してしまった場合も早い段階でより多くの人(濃厚接触の可能性がある人たち)に知らせることではないかと思います。
まだまだ長い付き合いになりそうなコロナウィルス。
一人一人の意識と協力が大切になってきそうです。