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アパレル業界が厳しい!アフターコロナの打開策はあるのか?

新型コロナウィルス感染拡大防止の外出時出要請発令により、約2ヶ月間、ロックダウンとまでは行きませんでしたが、全国的に経済の動きが大幅にスローダウンしました。

個人としても収入が減少し、休業補償や給付金に頼っている人も多くいると思います。

企業も同じように、売り上げが激減し、店舗、また会社全体としても存続の危機に陥っているところも少なくないと思います。

今回はコロナの影響を受けた業界の中でも、特に「アパレル業界」に目を向けて、今後どのように舵を切ってく可能性があるのか?今後の対策は?これからの可能性を見ていきたいと思います。

 

 アパレル業界が受けたコロナの大打撃 

アパレル業界の打開策

3月だけでも主要百貨店平均で32~43%の売り上げ減がありました。

中でも関東の大手と言われる銀座三越は55%、対する関西大手の心斎橋大丸も63%の売り上げ減で、まさに「大打撃」です。

 

百貨店の中にはアパレル店のみならず、飲食店や各種サービス店、いわゆる「デパ地下」のような食品店もあり、自粛期間中にも日常生活に必要なお店として営業していた店舗もあったと思います。

それでもこれだけの売り上げ減少、損害となっています。

 

さらに、アパレル業界全体として見ると、9割以上も売り上げが減少している店舗もあり、ここまで売り上げが落ちると再起不能になってしまう企業もなくないでしょう。

元々予定があったとは思いますが、6月に発表されたZARAの国内撤退については、コロナによる営業不振も背中を押したのではないかと思わざるを得ません。

アパレル業界の現状は?

 コロナによる営業自粛で、アパレルショップの現状はどのようになっているのでしょうか?

従来、半年前に次のシーズンの商品を提案し、それから計画・生産し、販売されます。

例えば、今年の春に売るためには、昨年の秋頃にはもう企画がスタートしているということです。

 

しかし、営業自粛により今年は春服を売ることができず、倉庫に在庫が有り余ってしまっている状態です。

さらに、現時点で十分な準備(企画やミーティング)を行えていないため、今年は秋冬商品を売ることができないということです。

 

そこで考えられている解決手段として、売れなかった春物を秋に売るという「玉突き」作戦です。

幸いにも、今年の春のトレンドは「ゆるシルエット」の予定でした。

そのため、中に着込んでもアウターやボトムスならそのまま季節を秋にスライドさせても良いのではないかと言われています。

また、セーターなどと組み合わせて薄手のものもセットアップとして売ることも可能です。

 消費者がトレンドを気にしない!?

加えて、自宅で生活する時間が長くなり、消費者自身がそれほど服に気を使わず、トレンドを気にしなくなったというのも否めません。

オンラインでミーティングがある日や外に出かける用事がある日だけ、家でもおめかしをするという人もいるでしょうし、そのためにわざわざ新しい服を買うよりは、今後また自粛生活になってしまったときのために貯金しておこうという考えの人も少なくないでしょう。

そうなると、「秋のトレンドを!」と言わずに、今年の春物を売ってもさほど気にしないのではないかという意見もあります。

 

消費者の本音と、販売者側の現実、もしかしたらこの双方が合致するかもしれません。

 

 

コロナ不況の中でも服を売る方法は?

アパレル業界が厳しい

 とはいえ、アパレルも商品を売らないと従業員に給料は払えないし、再びの自粛期間を今後もし迎えてしまった場合の休業補償は正直既に厳しい状態でしょう。

山のように抱えた在庫をどう捌くか、4月からの自粛期間中に実際に取り入れられていた手法をご紹介します。

 

「EC」と呼ばれる商売の方法が、今人気を得てきています。

ECとは、Electronic Commerceのことで、つまりはネットショップです。

衣服のみならず、家具家電、お取り寄せ食品など、コロナの影響でネット通販はニーズが急増しました。

実際にECでの売り上げが急激に上がったことから、全体の売り上げ減を最小限に抑えられたり、今までよりも売り上げを上げられたというアパレルブランドもあります。

自粛期間中にネットショップでセールを行った店も多くあり、私の大学生の妹もaxesという若い女の子向けアパレルショップで2回ほどセールのまとめ買いをしていました。

 アパレル業界のSNS戦略

そしてもう一つ、この時代だからこその戦法がSNSやアプリを使った宣伝です。

「STAFF START」というアプリは、アパレル店員個人個人の業務をスムーズにさせるアプリで、オンラインミーティングや在庫管理などが出来ます。

インスタグラムと連携させることもでき、人気のショップ店員が紹介した商品が良く売れる、などという「デジタル接客」も可能になりました。

個人の売り上げ成績も可視化しやすく、この機能を使って成績を伸ばしたスタッフに還元している店舗もあるとのことです。

 

消費者のニーズや、購入方法が大きく変わってきた今だからこそのこの手法、スマホやネットで簡単にチェックできるサイトやアプリをうまく使うのも、生き残るための一つの手段と言えるでしょう。

 

 

アパレル業界の打開策 まとめ

アフターコロナでの打開策

ファッション業界には毎シーズン、用意した在庫の3~4割が残るという「供給過剰問題」があったと言います。

春物が売れなかったせいで今現在は在庫過多の状態ではありますが、これらをうまく捌くことによって、この供給過剰問題を今こそリセットできるチャンスなのではないか?と、ジョルジオ・アルマーニも語っています。

 

さらに、似たようなスタイルで没個性な量産型ファッションの大量生産から、本当に良いものだけが生き残る時代になるのではないかとも言われています、これはファッションのみならず様々な分野に置き換えられることです。

それぞれの時代の流れ、消費者の求めるスタイル、武器となるツールをうまく掴み、このコロナの逆境を乗り越えていかなければいけませんね。