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テレワークが逆にキツイ!?ブラックな管理が横行する現実とは?

働き方改革や外出自粛要請に伴って急増した「テレワーク」。

テレワークとはもともと、オフィスに出勤せずとも、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、どこでも自分の好きな場所から仕事ができることです。

 

満員電車に乗るストレスや交通費を削減できたり、通勤や労働時間を削れることで自分の時間を作れるようになります。

 

平成26年厚生労働省が行った「テレワークモデル実証事業従業員アンケート」によると、75%以上の人が家事や育児、自分の趣味などに当てられる時間が増加したと答えています。

 

もともとテレワークは大企業を中心に2000年頃から取り入れられてきましたが、コロナの影響により、中小含む多くの企業が実施することになりました。

もともとテレワークの体制が整っている企業ならスムーズに移行が出来たでしょうが、テレワーク経験のなかった企業では機材やシステムの導入を含め、苦労した現場も多くあると思います。

 

テレワークでブラックに?


そして、テレワーク導入により、「ブラック」な経営が浮き彫りになってきた企業もあると言います。

テレワークにおける企業の対応はどのようなものなのか?

あなたの会社はブラック企業に当てはまるのか?

テレワーク企業の現状を見ていきましょう。

 

 

上司はまるで守衛室!?監視されるあなたのパソコン…テレワークの実態

テレワーク監視

テレワークを導入する際の経営者の不安点と言えば、「自分ひとりの環境で本当に仕事をしているのか否か」というところ。

冒頭で挙げたように、テレワークには自分の時間を確保しやすくなるというメリットはあります。

しかし、特に家で仕事をしている場合は、仕事とプライベートの境界がわかりにくくなったり、デスク周りの誘惑が多いと仕事に集中しにくくなるというデメリットもあると思います。

 

本来ならば、課されたタスクを完了させれば「この人ちゃんと仕事していたのだな」と把握できるはずですが、今の日本はまだまだ「プロセス>成果」のマインドが根強く残っています。

とりあえずパソコンに向かっていることで「この人は仕事をしている」と判断する上司もいるでしょう。

 

そこで生まれたのが、「社員のPC監視システム」です。

 

テレワークを監視するシステムが・・・

画面上に「着席・退席」のボタンがあり、それをクリックすることで勤怠を管理。

さらに、着席するとパソコンの画面がランダムに撮影されて上司に送信されることで、「サボらずにちゃんと仕事しているか」を確認できる機能まであると言います。

 

従来なら、オフィスに出勤すること自体で仕事をしているかをどうか判断することが出来ていました。

しかし、それが叶わないテレワークでは、確かに本人のパソコンをチェックすることで仕事の進捗状況を確認することは可能です。

オフィスにいても家にいても、仕事しない人はしないのですが…。

 

さらに、本来テレワークの醍醐味は「ちゃっちゃと仕事を終わらせて、仕事以外に当てられる時間を増やそう」なのに、退勤が管理されてしまっては従来の「9時→5時労働」と変わりません。

 

テレワークでも仕事を効率的に終わらせられる人からしたら、同じ給料で短い時間で仕事を終わらせて、自分の時間を作れるチャンスなのに、勤怠時間で労働を管理されてしまったらたまったもんじゃありません。

退勤時間で管理されるなんて、アルバイトの自給換算じゃないのだからとすら思ってしまいます。

 

更に大きな問題は、時間内に仕事を終わらせられず、「残業」をする人の給料の換算方法です。

 

 

「みなし残業」に給料減額…、浮き彫りになるテレワークの悪条件

テレワーク悪条件

 

「みなし残業」とは、例えば「月収24万 但し月30時間までの残業代を含む」といったように、予め企業がある程度の残業を想定して、指定された給料の中に既に残業代が含まれていることを言います。「固定残業代」とも呼ばれます。

 

定時内、もしくは、想定されている残業時間よりも早く仕事を片付けられれば儲けもんですが、この「みなし残業」を悪用し、規定時間以上の残業をしても、残業代を払わないブラック企業も出てきています。

 

もし、テレワークにこの「みなし残業」が導入された場合、サービス残業が増加し、企業のブラック化に拍車をかけると言われています。

 

実際、勤怠管理がされていないテレワークだと、朝早くから仕事を始めて、家事などを挟みつつ、夜遅くまで実働8時間を越えて、土日も関係なく仕事をしてしまう人もいると思います。

 

このバランスは、「勤怠管理がされていると8時間の仕事を5時間で終わらせても退出できない点」との矛盾点なので、管理が非常に難しい部分ではあります。

しかし、「プロセス<成果」がまだ根付いていない日本では、効率よく仕事を終わらせた人は自分の時間を持てずに損をするし、時間内に仕事を終わらせられず残業をする人も、残業代を払ってもらえずに損をする可能性があると言うことです。

 

テレワークで給料が下がる!? 

更に、在宅ワークを理由に給料を下げる企業すらあると言います。

 

おそらく、施設管理費や交通費がかからないのだからと言う理由なのでしょうが、「同一労働同一賃金」でなければ労働者に対する不利益となります。

 

また、テレワークでの仕事の課し方にも、企業の差が出ています。

テレワークに慣れていなかったりブラックな企業では、具体的な指示がなく業務が放置されたり、eラーニングなどによる「学習」がメインになっており、実務的でないケースも多くあると言います。

 

一方、テレワークでもしっかり内容のある仕事をさせてくれる企業では、ZOOMなどのテレワーク向けシステムを積極的に取り入れたり、マネージャーや上司と密に連絡を取って、社員との距離やコミュニケーションをしっかり取っている企業もあります。

 

 

テレワークが逆にキツイ!? まとめ

テレワークは逆にキツイ


 

緊急時の対応にこそ、企業の「ホワイト・ブラック」の差が出ますよね。

 

企業側からすれば急ごしらえで「とりあえず」な苦肉の策だったのかもしれませんが、本当に従業員のことを思っての対応なのでしょうか…。

 

雇われている側からすれば、今まで目を瞑ってきた労働「悪」条件を改善するチャンスであり、本来あるべき姿に戻すきっかけになるとも言えます。

 

当たり前だと思っていたPC監視や残業に関する対応、もしかしたらちょっと行き過ぎた管理ではありませんか…?

 

せっかく効率的に成果を出し、自分の時間や家族と過ごせる時間を確保しやすくなるきっかけが出来たのですから、ウィズコロナ・アフターコロナの生活でも定着させられるよう、有効的に使って、働き方改革を加速させていけたら良いのですが。

 

こういったことを機に転職を考えている人も増加しているという現実。

あなたの職場はホワイト?ブラック?どちらの企業でしょうか?