仕事が楽しくない!やる気が出ない!理由は自己肯定感の低下!?
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「仕事に行く朝は億劫…」。
「毎日が休みならいいのに…」。
多くの人が抱く感覚だと思います。
通勤電車が嫌い、上司が苦手、会社がブラック、そもそも働きたくないなど、理由は様々だと思いますが、それでも働かなくてはいけないのが大人です…。
どうせ働かなきゃいけないのだから、自ら楽しく働きませんか?
仕事だけではなく、「毎日が楽しくない」「やる気が落ちている」人の特徴として、「自己肯定感」が下がっている可能性があります。
今日は、仕事が楽しくない、やる気が出ない人のために、まず自分を認めてあげることの大切さをお伝えしたいです!
仕事のみならず、ぜひ自分の置かれているシチュエーションに当てはめてみてください!
ポジティブにネガティブにも…自己肯定感って?
自己肯定感とは、「自分は生きる価値がある」、「自分は自分のままでよい」、「自分は大切な存在である」と、自分を認めてポジティブに捉えてあげることを言います。
自分だけでなく他者から褒められたり認められることでも自己肯定感は上がります。
そして、自己肯定感が上がると自分に自信を持てて、積極的になれます。
自己肯定感は自尊感情とも言われている
「逃げるは恥だが役に立つ」を見ていた人は、新垣結衣さん演じるみくりさんが、星野源さん演じる平匡さんに対して「恋愛における自尊感情が満たされずに生きてきてしまったのではないか」と言う台詞を思い出した方もいるかもしれませんね。
36年間彼女無しの平匡さんは、恋愛において誰かに認めてもらったり満たされたりすることなく生きてきてしまった、という意味の台詞になります。
欧州や韓国の若者の70~80%が自分を肯定的に捉えているのに対し、日本人はわずか40%しか自分を肯定的に見てあげていないというデータが出ています。
なぜ日本人の自己肯定感がこんなにも低いのか。
それは、日本の教育方法に理由があると言われています。
日本人の自己肯定感が低い理由
日本人は、テストの点数や偏差値、成績など、他人からの評価を得ることで「認められる」という教育を受けてきました。
勉強が得意だったり、褒められることが多かった人は、自己肯定感が強く、自分に自信を持てます。
しかし、褒められたり認めてもらえる経験が少なかった人は、「自分が何かやっても褒めてもらえない…」と、ネガティブな思考になってしまいます。
自己効力感との関係
ここで、自己肯定感と併せて紹介したいのが、「自己効力感」です。
自己効力感とは、「自分があらかじめ準備しておいたからスムーズに作業が終わった」など、自分の行動に効力があると感じられる感情のことです。
自己肯定感は、その人の気持ち次第でポジティブになれたりネガティブになったりします。
一方、自己効力感は、その人がネガティブに取り組もうが、良い結果を残せれば、その事実が「あなたの行動には効力があった」と、証拠として証明してくれます。
そこで成功体験を経験することによって、自分も他人もあなたのことを認め、最終的に自己肯定感も上がります。
となると、自分を認めるのに大切なのが、自己肯定感だけでなく、自己効力感も深く関係しそうであるということがわかってきました。
では、自己効力感はどのようにしたら上げられるのか、見ていきましょう。
自己肯定感を上げるには、まず自己効力感!?
自己効力感はどうやったら上がるのでしょうか?
細かく分けて見ていきましょう。
・達成経験を得る:自らの力で目標を達成し、やり遂げることの楽しさや喜びを知る
・代理経験をする:誰かの目標達成や成功体験を見る
・言語的説得:自分のスキルや能力、強みを言葉で誰かに説明してもらう
・生理的情緒的高揚:モチベーションが上がることを体験する
・達成的体験:自分が目標達成している姿を想像する
これら全てのステップを踏む必要はありません。
一度自分で成し遂げることの幸せを経験したら、そこでエンジンがかかる人もいるかもしれません。
誰かの成功を間近で見たら、自分もやる気が沸いてきて一生懸命取り掛かるかもしれない。
自分では気づかなかった強みを、第三者に教えてもうことによって、その強みを活かした新しいジャンルで花開くかもしれない。
人によって、シチュエーションは様々だと思います。
モチベーションを上げる工夫も必要
ただ、「モチベーションを上げる」には、その仕事自体に意味を見出し、成功したり楽しめたりする感覚を味わうのが一番早いです。
そのためには、周りの人に成功例のアドバイスをもらったり、自分が前向きになれる言葉をもらって、プラスの志向を持って取り組むのが良いでしょう
その場合は、周りの人からポジティブなコメントをもらえるように、自分から促してみるのも良いです。
「私のことどう思う?」だと、ネガティブな返事が返ってきてしまう可能性もあるので、「この仕事で活かせそうな私の武器って何かな?」など、良い返事がもらえる聞き方をすると、攻撃的でなく、自分の心を満たしてくれる返事をもらいやすいです。
とはいえ、「そんなに優しく教えてくれる人いない…」、「構ってくれる同僚いない…」、という人もいるでしょう。
最終的には自分が頼り
そうなったらもう、「自分の機嫌は自分で」とりましょう!
仕事と関係なくてもいいです、自分の得意なこと、自分のいいところ、人より優れていると思うところ、ポジティブな言葉をどんどん書き出してみましょう。
多少盛ってあったり、これは微妙かなと思うことも、自分がそう思えたならいいんです!
にんじん吊るし作戦も有効です。
「今週乗り越えたら、金曜の夜は飲みに行こう」、「このプロジェクトが完成したらご褒美に新しい鞄を買おう」など、これは圧倒的に効きます(笑)。
「この資料作ったらチョコレート一粒食べよう」など、小さいハードルでも構いません。
ひとつひとつ乗り越えていくことが大切です。
そうして得た成功体験が積み重なって、人から言語的に褒めてもらえて、モチベーションが上がり、自己効力感を実感して、自己肯定感が上がるのです。
仕事が楽しくない時は自己肯定感を上げる まとめ
楽しくないものを楽しむのは、なかなか難しいと思います。
個人的な話ですが、私はライターだけでなく、様々な職業を掛け持っています。基本的にやりたくないことはやっておらず、どれも自分が好きで、やりたくて、楽しいからやっているものが多いです。
ただ、好きなことをして生きていくのに、好きなことだけして生きていけるわけではありません。
自分で選んだ道の中であっても、やりたくないことや、しんどいことはあります。
そういう時は、「これも将来に繋がるかもしれない」、「これ終わったらあっちの得意なことができる」とポジティブな方向に考えを変えて、やる気を出すようにしています。
そして、それをやっている自分を褒めてあげることも大切です。
誰かに褒めてもらいたいときは自慢したって構わないんです、そしたら「すごいじゃん!よくがんばったね!」って言ってくれます。
そうやって、次へのモチベーションに繋げるのです。
自分を認めてあげること、自分を褒めてあげること、自分にご褒美を上げること、そうして自分を肯定してあげること。
まさに自己肯定感を上げて、やる気を出して乗り越えていきましょう!