osiete’s blog

調べておきたい情報満載のブログ

うなぎ・あなご・はも・うつぼ。そもそも何が違うの?旬はいつ?


スポンサードリンク

気になるけど、そのままにしてることってありませんか?('ω')

 

今回テーマに取り上げるのは、

うなぎ・あなご・はも・うつぼ」の

違いについてです。

 

漢字にするとあなごだけ魚が含まれていません。

しかしあなごも同じ魚類です。

 

しかもうなぎとあなご、はも、うつぼは同じ硬骨魚類に分類されるウナギ目です。

見た目が似ているのにも納得ですよね。

 

うなぎとあなご、はも、うつぼの見た目や、旬はいつなのか、

食べ方などの違いを分かりやすくご紹介します。

 

漢字で書くと鰻・穴子・鱧・鱓。あなごは魚がつかない!?

うなぎ、あなご、はも、うつぼそれぞれの違い

 

気になるけど放ったらかしていた疑問をスッキリ解消していきましょう!

 

うなぎとあなご、はも、うつぼの違いについて友達と話していた時のことです。

友達がこんなことを言いだしたんです。

 

「姿は似てるけど、あなごだけ魚じゃない。」

 

私は思わず「えー!?」と声を上げてしまいました。

 

友達は漢字で書いた時に、あなごだけ魚へんがついていないから

魚ではないと考えたとのことでした。

 

◉うなぎ→鰻

◉あなご→穴子

◉はも→鱧

◉うつぼ→鱓

 

言われてみると確かにそうですね('ω')

 

しかし結論から言うとあなごも魚類です。

 

圧倒的に名前に魚へんがつく魚が多いものの、

あなごやかんぱちのように魚へんがつかない魚もいます。

 

魚の名称は魚の由来に関係しているとの説があります。

例をあげて説明しますね。

 

魚の名前の由来って?

例えばいわしは鰯と書きます。

釣ったいわしは傷みやすいため弱という漢字を使ったと言われています。

 

あなごを穴子と書くのは

あなごの習性に由来していると考えられています。

 

あなごは狭いところに入りたがる習性を持っています。

この習性を生かした筒漁と呼ばれる漁のやり方があります。

 

あなご筒と呼ばれるパイプを海底に沈めると、

何匹ものあなごが筒の中に入っています。

 

狭いところに入りたがるその姿から

穴子と呼ばれるようになったと言われています。

 

つまり穴子に魚へんがついていないのは由来によるもので、

うなぎやはも、うつぼとは違う種類であるということではありません。

 

これらは全て同じ魚類です。

また見た目が似ていることからも分かるのですが、

数ある魚類の中でも同じカテゴリーに分類されています。

 

魚類は全部で57目481科に分かれているのですが、

うなぎとあなご、はも、うつぼは全て同じウナギ目に属しています。

 

うなぎは何目、何科?それぞれの食べ方も違う?

 

鰻、穴子、鱧、うつぼの食べ方と旬

姿が似ていて紛らわしいうなぎとあなご、はも、うつぼ。

何目で何科なのかまとめておきますね。

 

◉うなぎ / ウナギ目ウナギ科

◉あなご / ウナギ目アナゴ科

◉はも / ウナギ目ハモ科

◉うつぼ / ウナギ目ウツボ

 

どの魚もウナギ目に属しています。

みんな仲間なので、姿が似ているのにも納得ですよね。

 

ウナギ目は硬骨魚類の分類群のひとつです。

現在ウナギ目は全部で791種類もあるんですよ〜Σ(゚Д゚)

 

それぞれの魚の見た目の特徴や旬の時期、

食べ方の違いについて簡単にまとめておきますね。

 

 

鰻・穴子・鱧・鱓それぞれの特徴

【うなぎ】

■見た目の特徴

 光沢のある漆黒に見えますが、よく見ると黒に近い灰色です。

 下あごが出て、尾びれには丸みがあります。

 

天才バカボンウナギイヌから癒やし系をイメージされる方も

多いのではないかと思います。

 

しかしうなぎは鋭い歯を持つため

扱い方を間違うと噛まれるリスクがあります。

 

■旬の時期

 実はうなぎは12月頃冬眠します。

 

冬眠前に養分を蓄えるため、その頃が最も美味しいとされています。

 晩秋から初冬にかけてがうなぎが美味しい旬です。

 

■食べ方

 うなぎの定番は蒲焼きにしたうなぎをご飯に乗せた

うな重やうな丼です。

 

その他にも1杯目2杯目3杯目と違った食べ方を楽しめる

ひつまぶしや、うなぎを卵でくるんだう巻きなどがあります。

 

【あなご】

■見た目の特徴

 薄茶色ボディーと白い斑点が特徴的です。

うなぎとは異なり上あごが出ていて、尾びれは尖っています。

 

サザエさんにあなご君というのほほんとしたキャラがいますが、

本物のあなごは鋭い歯を持っています。

 

釣りで釣ってしまった時は

噛まれないよう注意しましょう。

 

■旬の時期 

 あなごの旬は1年に2回あると言われています。

 ①6〜8月頃

脂が少なく、淡白な味わいが最も楽しめる時期。

 ②11〜12月頃

脂が多く、濃厚な味わいが最も楽しめる時期。

 

人によって美味しいと感じる時期が異なるため

旬が2回とされています。

 

■食べ方

 あなごは低カロリーで淡白な味わいのため、

様々な調理法で美味しく食べることができます。

 

甘いタレをからめた握り寿司や巻き寿司の他、

天ぷらにしてもふわふわでとても美味しいです。

 

【はも】

■見た目の特徴

 雄と雌とでボディーカラーが異なります。

 

黄みを帯びた青色は雄、赤銅色が雌です。

 

口裂け女のように裂けた口と、

鋭いノコギリ状の歯が特徴的です。

 

■旬の時期 

 夏の風物詩と呼ばれるはもの旬は7月頃です。

 

この時期のはもは脂がのり、

皮は薄く骨も柔らかいため美味しく食べることができます。

 

■食べ方

 京都の会席料理などに使われるはもは 

高級魚として重宝されています。

 

淡白ながら旨みがぎゅっと詰まった味わいです。

 

全体的に小骨が多いため骨きりをしないと食べることができません。

 

骨きりをしたはもは湯がく、天ぷらにする、刺し身など様々な食べ方を

楽しむことができます。

 

【うつぼ】

■見た目の特徴

 海のギャングとの異名を持つうつぼは迫力ボディーです。

黄色と茶色で複雑な斑点が密集しています。

 

鋭い歯もあり、ひと目みただけでこいつはヤバいと分かります(^^;)

 

しかしそれほど獰猛な性格ではありません。

こちらが何かしないかぎり、

向こうから襲ってくるということはありません。

 

■旬の時期

 うつぼの旬は11月から3月頃です。

この時期は脂がのり身が厚くなります。

 

■食べ方

 淡白ながらゼラチンがたっぷりで芳醇な味わいです。

 

味にクセがなく、特徴的な食感のため、

1度食べるとはまる美味しさと高く評価されています。

 

刺し身やたたき、唐揚げ、鍋など様々な食べ方を楽しむことができます。

 

うなぎ・あなご・はも・うつぼの違い まとめ 

違い

それぞれの特徴についてまとめてみましたが、いかがでしたか?

 

うなぎ、あなご、はも、うつぼ。

同じウナギ目に属するため姿は似ています。
見分けにくいかもしれませんが、旬の時期も違いますし、
何より味や料理方法にちがいがありましたね!

 

ちょっとそのまま見ると抵抗があるこの仲間たち。
でも食べるととても美味しいですよね♪

あなたはどの魚が気に入りましたか?(^^)


スポンサードリンク