ETCカードを無くした！？紛失してしまった時の再発行に料金はかかる？

有料道路で料金を自動支払いしてくれる、「ETCカード」。

便利なうえ、料金所の混雑を避けられたり、ポイントが貯められたりといったメリットもあり、年々利用率が上がっています。

しかし、そんなETCカードで気を付けなければいけないのが、「紛失」です。

クレジットカードなどの紛失時にも共通していることですが、やはり盗難や悪用が怖いですよね。

そこで、ここではETCカード紛失時の、手続き方法や再発行方法についてご紹介します。

ETCカードを無くしたた時の手続きの方法　盗難の恐れは？

◆「ETCカードがない…」と思ったら、まずは連絡しましょう。

ETCカードの紛失に気がついたら、以下の手順で対応しましょう。

１、発行元に電話する

●クレジットカード会社発行の場合

クレジットカード会社付帯のETCカードなら、発行元のクレジットカード会社に連絡します。

大体のクレジットカード会社には、２４時間受付のフリーダイヤルが用意されているはずです。

●ETCパーソナルカード

「ETCパーソナルカード事務局」で、ETCパーソナルカード紛失時の対応をしてもらえます。

〈ETCパーソナルカード事務局〉０４４－８７０－７３３３

（土日、祝日、年末年始除く　９：００～１７：００）

●ETCコーポレートカード

ETCコーポレートカードを紛失した場合は、「ETCコーポレートカード取扱窓口」に連絡しましょう。全国に何箇所か窓口があるので、最寄の道路会社の窓口に連絡します。

受付時間は、平日の９：００～１７：００です。

ETCカードは「盗難」の恐れもあり　次は警察へ連絡

ETCカードを紛失した時に心配なのは、やはり盗難・不正利用です。

そこで、発行元への連絡が済んだら次に「警察への届け出」をしましょう。

遺失届を出すことで、紛失したETCカードが不正利用されても第三者の利用である証拠となります。

また、クレジットカード付帯のETCカードの場合、「警察への届け出」を前提として、カード会社への届け出から６０日前までは不正利用の保証対象となります。

届け出後に渡される受理番号の書かれた紙は、クレジットカードの補償を受ける際に必要となるので、大切に保管するようにしましょう。

実際にETCカードを再発行するときの料金と支払方法

ここまでの対応が終わったら、最後はカードの再発行です。
再発行には、手数料と審査が必要になります。

ETCカードの再発行手順

１、担当窓口のオペレーターにETCカードの再発行を依頼する

上記のクレジットカード会社や事務局に、カードの再発行を依頼しましょう。

ただクレジットカード会社は、再発行は紛失と違う窓口の場合もあるので、あわせて問い合わせてみてください。

２、再発行手数料を支払う

カード会社にもよりますが、５００円～１０００円ほどかかると考えておきましょう。磁気不良・破損など、事情によっては手数料無料の場合もあります。

支払方法や支払うタイミングは、発行元のカード会社によって異なるので、オペレーターの指示に従いましょう。

３、新しいカードが届く

簡単な審査が行われますが、支払いの延滞などがない限り、問題ないはずです。

手続き完了後、１０～１４日で自宅に新しいカードが届きます。新しいカードは、番号が変更されるので注意しましょう。

ETCを紛失してしまった時　まとめ

以上、ETCカードを紛失した時の対応についてご紹介しました。

流れとしては、

・発行元に連絡

・警察に届け出

・手続きを経て再発行

という事になります。

もちろん、失くさないように気を付けるに越したことはありませんが、何があるかわかりません。

いざという時に取り返しのつかないことになってしまわないように、日頃からカード会社の問い合わせ先を控えておいたり、手数料を調べておいたりすると良いかもしれません。