osiete’s blog

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人が冬眠できたらどうなる? マウスの冬眠成功で広がる今後の可能性


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色んなことに行き詰まった時。

暑かったり、寒かったりして動きたくない時。

 

「あー。冬眠したい(︶^︶)」

 

って、思ったことありませんか?

私は、しょっちゅう願っていますw

 

そんな「冬眠」ですが…。

冬眠と聞いて1番に思い出すのは「クマ」さん♪

 

大きな身体を冬の間眠らせる機能はスゴい!

 

 

でも。

人間界においては冬眠なんて…。

SF映画の世界か、もしくはブラックジャックの世界…。

「長い冬眠から目覚めたら、そこは未来の世界だった……」なんて話を聞いたことがあります。

「人間を冬眠させる」というアイデア

それって、果たして本当に可能なのでしょうか? 

 

実際、日本のハイカーが登山注文に転倒して負傷し、24日間も生存したという例はあるんだそう!水も食べ物も摂らずにΣ(゚Д゚)

 

つまり、人間は遺伝的には冬眠できる機能を持ってるってことでしょうか!?

 

 

マウスの冬眠実験成功!?これから期待できることは?

マウスが冬眠成功

最近、スゴいニュースを見つけました!

 

『「人工冬眠」導く神経、マウスで発見。 人間の冬眠技術へ前進』

 

なんと!

人工冬眠を導く研究がされていたなんて。

しかも、この発表。

筑波大学理化学研究所からされたんです!!

海外の話じゃなかったー( ゚д゚)

映画の話でもブラックジャックの話でもなかったーー。

 

スゴいです!!

 

気になる研究結果発表は…。

「マウスの脳の一部を刺激すると、人工的に冬眠に似た状態に導ける」

というもの。

 

イギリスの科学雑誌「Nature」掲載された研究結果によると、通常は冬眠しない動物を“冬眠に似た状態”にできたのは初めてなんだそうです!!

 

これにより冬眠のメカニズムの解明や、人間の「人工冬眠」に関する研究が進むと期待が高まったそう^_^

 

なんでも、マウスの脳の一部を刺激すると“冬眠に似た状態”に導けるらしい!

 

 

『櫻井教授らはマウスを使った実験で、マウスの脳の一部に存在する“神経細胞群”に、化合物(CNO)を投与して刺激すると、体温や代謝が数日間にわたって著しく低下することを発見。

 

約37度だった体温は約24度と外気温近くまで下がり、酸素の消費量などの代謝も大幅に低下するなど“冬眠に近い状態”になった』

 

だそうです。

 

 冬眠は「低代謝状態」になる事!?

一部難しいけれども。

なんだか、スゴい!!!

というのは、分かります(・o・)

 

つまり、通常冬眠をしないマウスを冬眠に近い状態にできたということは、同じほ乳類である人間の人工冬眠についても研究が進むんじゃないか?と。

 

そういうわけなんです!

 

同じような実験をマウスの10倍ほどの大きさのラットでも行ったところ、同じように低体温・低代謝を示したそう!

 

そして、この脳の一部に存在する“神経細胞群” Q神経による休眠誘導のメカニズムを調べたところ、ほ乳類が広く保存しているメカニズムであることも分かったそうなんです。

 

しかも!!

この神経が個体の運動能力や記憶能力に影響するのか実験したところ、特に影響は見られなかったんだそうです。

 

なので、研究チームは「Q神経による人工冬眠は安全な低代謝状態だ」

と結論づけられました。

 

人間でも「人工冬眠」が実現したら、どのようなことに活用されるのか?

冬眠で宇宙へ

 実験結果から、研究チームは「人間のような冬眠をしない動物でも冬眠を誘導できる可能性がある」と期待しています!

もしも、人工冬眠が実現できると、どのようなことに活用されるのか調べてみると…。

『重症患者の搬送や再生臓器のストック、寝たきり老人の筋萎縮治療などの医療分野で発展が見込める』

 

『将来的には、人類の宇宙進出にも大きく貢献できる技術だ』

 

と、ありました!

 

 

宇宙進出!!!

 

それはそれは、壮大なスケール(✽ ゚д゚ ✽)

 冬眠を利用して医療に活用!

 そして、これは身近に感じますが…。

 

例えば、重症を負った患者を搬送する際、治療開始までの時間を稼がなければならない時に、

「人体の酸素・エネルギーの需要を安全に低下させ、臓器や組織が受けるダメージを最小限に食い止めることで、今までは救えなかった命を救える可能性がある」

 

なるほど_φ(・_・

 

 それから…。

『病気の進行を遅らせることが可能になるかも!?』

 

哺乳類や鳥類は恒温動物なので、環境の温度が変化しても、通常体温は37℃前後に保たれていますよね!

 

なので、体温を外気温より高く維持することは、多くのエネルギーを必要とします。

 

そこでクマなど一部の哺乳動物では、食物が十分に得られない冬には、体温を下げて、必要なエネルギーを節約する戦略をとるんです。

それが「冬眠」と呼ばれる“低代謝状態”です。

 

 

その間、病気の進行が遅れるというわけですねー。

 

普通、大幅な低体温は組織障害をもたらしてしまいますが、冬眠では目覚めた時に、何の障害もなく回復しています。

 

これが、臨床応用に大きな可能性を持っているんだそう(*^^*)

 

人が冬眠出来たらどうなる? まとめ

人が冬眠出来たら


 

冬眠状態になったマウスですが、どうやって起こしたのか気になりませんか?

 

実は起こしたのではなく、自分で起きたそうです!!
「良く寝たー」なんて言ってかもしれませんw

 

しかも、冬眠状態にあったマウスが完全に回復した後、行動実験や色々な組織の病理診断をしましたが、異常は見つからなかったそう( ´∀`)

 今後の医療への活用や、将来的に宇宙へ移住なんてことが起きたときには当たり前のことになっるのかもしれませんよね。

 

SF映画や、アニメの世界のイメージだった人間の人工冬眠!

現実のものとなる日も、そう遠くないのかも!?


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