身長が３歳にしては低い気が....身長の発達と平均値は？

親になって一番気がかりなことは子供の健やかな成長。

病気や怪我などをせず、普通に元気に育ってほしい。

だからこそ気になってしまうのが発達の違い。

他の子より立つのがちょっと遅いかな。

あの子はもう言葉を発しているのにうちの子はまだ何も言わない。

何だかみんなより身長が低い気がする。

小さなことが気になって、不安になって。

よそはよそ、うちはうち分かってはいるんだけど、もしうちの子に何か問題があるのなら早く見つけて直してあげたい。

そんな時バロメーターになるのは平均値。

平均値から見てどれくらい離れていたら相談しに行ったほうがいいのでしょうか?

ここでは３歳の発達状況の平均について見ていきましょう

３歳児の身長や体重の平均は？

まず ３歳０ヶ月から６ヶ月の平均身長は

男児で９５.１cm、女児で９３.９cm。

体重は男児１４.１kgで女児は１３.６kgです。

子供の成長には個人差があります。
もし母子手帳の成長曲線の範囲内であれば心配する必要はありません。

もし気になることがあるようなら、一度かかりつけの小児科に相談してみるといいでしょう。ただ、そんなに焦ることはないので、少し様子は見るべきです。

子供の成長に必要なのは十分な栄養、睡眠と運動です。

毎日バランスの取れた食事をし、元気に遊んでぐっすり眠れていれば体は成長します。

身長の低さが気になる時は生活のリズムが整っているか見てみましょう。

もう一つ必要なのは成長ホルモンです。

低身長の原因は９５％の場合はっきりしていませんが、
残りの５％は病気の可能性が無いわけではありません。

甲状腺機能低下症が疑われた場合、スクリーニングで発見し、早期に甲状腺ホルモンの補充を行うことで、その後の発育は順調になります。

その他に生まれつき小さい場合大体は２〜３歳までに成長が追いつきますが、
追いつかない場合はSGA性低身長症が疑われます。

この場合、３歳児の時点で男女とも平均より約１０cm低いことが多くなっています。

３歳の平均程度は身長が伸びてほしいと願うが....

先程も少し触れましたが、自分の子供の身長が周囲と比べて低いのがどうしても気になるという場合、成長ホルモンを基準値まで補うという方法があります。

３歳ごろから分泌されはじめる成長ホルモンの量には個人差があるので、明らかに平均値より低い場合は検査を受けてみるのもいいかもしれません。

この方法は成長の勢いが止まってしまう９歳になる前に受けるほうがよさそうです。

ホルモン治療なんて何だか怖いという方はまず日頃の食事に気をつけましょう。

骨を作るカルシウムをいっぱいとって、カルシウムの吸収を良くするためのクエン酸を摂取する。クエン酸は酢の物や酸っぱい果物に含まれています。

ヨーグルトにフルーツカットを入れたり、牛乳とフルーツを混ぜたミックスジュースなどがおすすめです。

そしてご飯やパンなどと一緒にお肉や卵でタンパク質を取りましょう。

よく動きよく寝ること。バランスの取れた食事。
とにかく全体的にバランスの良い生活を心がけるだけで変わってくることもあります。

寝る前のストレッチや起きてすぐの背伸びも効果的です。

３歳にしては身長が低い気がする　まとめ

どこの親も 子供の成長は楽しみな反面不安はつきものですが、
９５％は問題のない成長過程なので、様子を見ていくことをおススメします。

人は皆、千差万別、それぞれ違う個性を持って生まれてきます。

家庭環境も違えば遺伝子も違う。みんな違って当然なのです。

ついつい他の子供たちと比べてしまいますが、もし気になったら一人で悩まずに信頼できる人やお医者さんに相談してみましょう。

平均値を目安に、成長率にも注目することで自分の子供の成長の推移を把握することができます。

もちろん、子供の将来のためにできることはたくさんあります。

ホルモン治療が必要と判断される場合もあるかもしれません。

必要な栄養分、睡眠、運動量を十分与えてあげることの他に、毎日楽しいと思える生活をすることで心の成長につながります。

心身ともに健やかな日々を過ごすことが子供の成長には欠かせません。
バランスの取れた生活を心がけていきましょう。