カーペットにダニ!?掃除をしていても不安... 正しい掃除の方法は?
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もしカーペットに座っていて痒くなったり、赤いポツポツが出来ていたら、それはダニが原因かもしれません。
暖かくなると肌が直接カーペットに触れる機会が多くなります。
ダニにはたくさんの種類があり、どんな家にも垢や髪の毛を餌とするヒョウダニやネズミに寄生するイエダニ、他のダニを餌とするツメダニなど数種類のダニがいると言われています。
ダニの繁殖が盛んになるのは20度から30度と暖かい時期で、寒い時期はじっと待機し、暑さも苦手です。
とはいえ、よっぽどの寒さや暑さでない限り死滅することはありません。
そして、60%から80%の湿度でさらに繁殖が盛んになります。
ダニはフケや髪の毛、死んだダニの死骸や糞を餌にし、布団、ぬいぐるみ、ソファやカーペットなど、人の肌が触れる場所を好みます。
いくら目に見えなくてもダニだらけの部屋で生活するのはちょっと気持ちが悪いですね。
カーペットのダニ 退治するまでの時間は?
ダニは50度以上の暑さで20分から30分で死滅します。
という事は、60度以上だとすぐに退治できるという事です。
もし、布団やカーペットを直射日光に当てて退治するのなら、夏で2〜3時間は干しておきましょう。
表面温度が高温になそのあとさらに2時間ほど頑張ればほとんどのダニは死滅するでしょう。
もしホットカーペットを利用する場合は表面温度が30〜45度になり、一番暖かい中央部で2時間後にはほぼ死滅するでしょう。
カーペットのダニ取りに効果的な方法
天日干しにしたいけれど外まで運ぶのはちょっと大変ですよね。
そんな時はスチームアイロンを使ったダニ退治がお勧めです。
スチームアイロンだと、カーペットが傷みにくく、温まるまでの時間が短いので速やかに作業を進めることができます。
ここでは効率的にダニ退治をする方法を見てみましょう。
1、ダニは夜行性なので部屋を暗くして表面までおびき寄せます。
2.掃除機を入念にかけます。時間をかけて吸い取りましょう。
3、カーペットの上に濡れタオルを敷いて、高温に設置したアイロンのスチームを噴射しながら一か所あたり30秒を目安に当てます。
4、最後にもう一度掃除機をかけてダニの死骸を吸い取りましょう。
ダニの寿命は2〜3ヶ月と短めですが1日1個卵を産むので1週間1度はアイロンがけの掃除をした方が良いでしょう。
他にもダニを駆除するスプレーなどもあります。
スプレーしてから1時間後には死滅するという優れものです。
もちろんこの場合も死んだダニを掃除機でしっかり吸い取りましょう。
また置きっぱなしの誘引剤で引き付けて強力な接着剤で駆除するシートタイプのものもあります。
こちらは人に有害なものを利用していないので、赤ちゃんがいる家げも安心して利用できます。
他にも、駆除した後にダニ予防スプレーを一拭きしておくとダニの繁殖を防ぐことができます。
カーペットのダニ退治 まとめ
ダニは何度退治してもまた現れますこまめな掃除と定期的な駆除が必須です。
アレルギーの原因にもなるダニ。全滅させたいところですがなかなかの強敵です。
もし、どうしても時間が取れない、面倒臭いという場合は、カーペットをクリーニングに出すという手段もあります。
また、絶対に家からダニを排除したい場合は定期的にプロのクリーニング任せて、家の隅から隅まできれいにしてもらいましょう。
普段からダニの餌になる髪の毛や食べかすなどを放置せずこまめに掃除し、部屋の空気の入れ替えも頻繁に行うことでダニの繁殖を抑えることはできます。
また、薬剤や加熱などダニを駆除するための掃除も定期的に行いましょう。
何もしないで放置すれば増え続けます。それほどダニの繁殖力は驚異的です。
こまめな掃除で手間や負担を軽減しつつ、しっかりとダニ対策に取り組みましょう。