コオロギパウダーの栄養価が半端ない!今後のパワーフード「昆虫食」
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大豆やホエイなどのプロテインと比較しても高タンパクで低脂質、ビタミンや亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウムなどの身体に必要な栄養素をバランスよく含んでいる食品。
ガサガサッと動く黒い昆虫、コオロギです!
日本でもコオロギパウダーを使ったプロテインバーやバターサンド、スナック菓子があり、牛肉の2倍のタンパク質、鮭の7倍あるビタミンB12、鉄分はホウレン草の2倍含まれているといわれています。
成長ホルモンの分泌を促進するアルギニンやコラーゲンの生成要素になるアミノ酸、睡眠の質を高めるグリシンなど良いことばかり!
価格もそんなに高くないし、とりあえず1度は買いますよね~。
無印でもコオロギせんべいとか出してますし。
見た目なんか気にしない!コラーゲンやビタミンがあれば!
しかもオメガ3も入っていたら、そりゃ一度は買ってみるでしょう。
プロテインバーは昼食代わりにする方もおられるでしょうね。
2013年5月に国連食糧農業機関が昆虫食を推奨するレポートを出してから一気に注目された昆虫食。
スタートアップ企業が昆虫食を扱った商品を次々に販売しています。
昆虫の種類やエサの種類により食用昆虫の栄養価にばらつきがありますが、逆にエサで栄養を変えることもできるのです。
他の動植物と同じように、ゲノム編集が可能ということなんです。
即日完売!?栄養素が豊富なコオロギパウダーのお菓子!でも大丈夫?
国内で販売しているコオロギパウダーやコオロギパウダー入りのお菓子は、ほとんど完売しています。かなり話題になってるのはなぜだろう・・と思いました。
ということで、地域ごとに販売店を限定しているお店に行き、ネットで即日完売したコオロギパウダー入りのお菓子を購入してみました。
同じ商品を持っている方が2人いたので、やはりスゴイ人気?
でしょうか・・?
実際に食べてみると
食べてみると、エビ感?というか香ばしい感?が強めで、コオロギ臭はない・・と思う・・・。
虫っぽくて湿っぽいニオイ的なのを想像していましたが、しょう油味がつよめの濃い味付けで、何かが消されている?抹殺されている感じ?・・です。
なんだかなぁーと思って、万能マヨネーズをつけたけれど、おいしくもマズくもないです!
コオロギパウダーが入っている製品のほとんどはコオロギ自体の栄養は不明ですが、栄養価が高くビタミンやアミノ酸も豊富と紹介されています。
コオロギパウダーは2件内容が紹介されていて、100グラム中の平均はエネルギーが約400~500kcal、タンパク質は約70g、脂質は約10~20g、カルシウムは約170~200mg、鉄分は約7g前後の他にアミノ酸やビタミンが含まれているとありました。
甲殻類アレルギーの方は注意!
コオロギ自体の栄養は地域や種類によって味や香りが異なり、コオロギを丸ごと使った商品もありますが、外殻にはキチン質が含まれているので甲殻類アレルギーの方は控えた方が良いと思います。
食用昆虫は興味本位や罰ゲームで食べることがあるかも知れませんが、科学的なエビデンスが見つかりませんでしたので注意しましょう。
消費者庁では医療機関経由、消費者庁経由でアレルギー症例の報告が蓄積しない限り特定原材料指定の検討は行われません。
EU、スイス、韓国が食用昆虫の安全基準を検討中ですが、日本は昆虫を食べる習慣があったので保健所の許可がおりれば問題はないのです。
高たんぱく源として昔からイナゴやカイコ、ハチノコが食されていますが、昆虫食が生活を豊かにするものとして安全に普及するには基準が必要だと思います。
食料問題解決に昆虫食を国連が推奨?コオロギパウダーの栄養がスゴイ?
ローヤルゼリーやプロポリス、甘露煮にしたイナゴなら、元気になるよ!といわれて何とか食べたことがありますが、カイコやハチノコはかなり・・・。
いや非常に勇気がいりますね。
多分、食べるだろうけど昔からあるから安心してしまうかなぁ。
昆虫食は高タンパク、良質な脂肪とミネラルが豊富なので高栄養食として注目されており、狭い土地や少量の水で十分飼育が可能なので飼育効率が良いのです。
コオロギの肉を1kg増やすのに必要なエサは約1.7kg、鶏なら2.5kgで豚は5kg、牛は10kgで、可食部についてもコオロギは100%ですが他の家畜は多いように見えて40%なのです。
国連食糧農業機関のレポートで注目された食用昆虫ですが、世界で約20憶人が1900種類以上の昆虫を伝統食として食べており、日本でも多くの記録が残されています。
非常時の栄養補給食としても昆虫食が注目
非常時に病気を引き起こす最も大きな原因は栄養失調で、食物の量と質に問題があるので栄養強化混合食料に昆虫を利用し栄養失調を緩和するプロジェクトも検討されているのです。
食用昆虫は気候変動と食料生産に関する問題についても、消費者や政策市場に環境負荷が低く将来にわたって栄養のある食物を持続的に供給できると期待されています。
昆虫は温室効果ガスの排出が牛や豚に比べて少ないのでエコフードで環境にやさしいといわれています。
一方で、国連食糧農業機関のレポートを細かく見ると、種によっては環境的に優れている部分が多いのも事実ですが、昆虫食の真の価値や可能性が制限されると危惧されている方もおられます。
昆虫食とエコフードとして考えることは簡単なことではないんだなと思いました。
コオロギパウダーの栄養価と昆虫食について まとめ
パワーフードといわれているコオロギパウダーの栄養素について、実食!検証をしてみました。
参考になれば嬉しいです。意外と違和感なく食べられますし。
でも実は、記事にするのにはかなり大変でした。
資料をみていると突然大量の虫に見舞われ(PC画面が)、椅子からころげ落ちそうになることが何度かありました。苦笑
でも色んなことに疑問があったのも確かなので、これから試してみようと思う方はアレルギー問題があるので体調が悪いときも控えるなどして注意してくださいね。
日頃から新しく発見された良い商品を知ることも重要だなぁと思っていますが、昔からある商品が安心、食べてもさわっても安心と思いました。
虫さんは、野菜の中からも突然でてくるので、その度にビックリして声にならない声とともに後ずさりしてコケませんか?
ヤツら、いつも突然なんで。
でも食べましたケド、栄養があるらしいので。
これからも、身体に良いのなら一度は試します!