ヒルズの多目的トイレが改装!?印象最悪の現状と実際の使われ方は
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この度アンジャッシュ・渡部さんの不倫報道で表沙汰になった多目的トイレの不正利用は大きな社会問題になりました。
六本木ヒルズの多目的トイレは現在使用禁止になっていますが、渡部さんの報道があった後すぐは面白おかしくYouTubeにあげる人が多くいました。
そのため、六本木ヒルズの管理をしている会社は多目的トイレを使用禁止にして、多目的トイレの前に警備員まで配置する始末でした。
現在も使用禁止となっている多目的トイレですが、やはり使用方法がまずかったので全面改装する方向で話が進んでいるようです。
管理会社は夕刊フジの取材の中で「渡部さんに賠償してほしいくらいです」と話していました。六本木ヒルズの多目的トイレだけでなく今までもたくさん問題は起こっていました。
そこで、多目的トイレの正しい使い方やこれまでの現状、世界の多目的トイレについてご紹介したいと思います。
今までも実は問題多発?!意外と知らない多目的トイレの使用について
今回の渡部さんの1件で知れ渡った多目的トイレの不正使用ですが、実は今までも多目的トイレの使用についてたくさんのことが問題視されてきました。
そもそも多目的トイレとは、車椅子を利用している障害者、オストメイト(人工膀胱・肛門)対応トイレ、オムツ替えシートやベビーチェアがある特別なトイレのことです。
トランスジェンダーの方も女子男子と区分けされてないので、利用しやすくなっています。どうしても普通のトイレは使いにくい人のためのトイレなのです。
そんな小さな助けが必要な人が利用する多目的トイレですが、実はたくさんの違った使い方をする人たちがいるのは、以前から問題になっていたのです。
例えばイベントがある時に多目的トイレで化粧したり、着替えたり、個室代わりに中で喋ったり、また個室代わりのような使い方をする人もいるのです。
足が不自由だったりする人が利用するとき床が汚れていて滑ったりしたら危ないですよね。「どなたでも利用できます」とはありますが、多目的トイレを利用するときは次の人のことを考えて使いましょう。
使用禁止になっている多目的トイレは他にも?
また、ある場所では多くの多目的トイレがあるにも関わらず、ほとんどに使用禁止の札が貼られているところもあります。
近くのお店の人に話を聞くと、性的な目的で多目的トイレを使用する人が多く、それを防ぐために地区で使用禁止を貼っているそうです。
本当に多目的トイレを必要といている人は、どこに多目的トイレがあるかを確認してから出かけたり、旅行に行ったりします。
それなのに確認していた多目的トイレが不正利用のせいで使用できるのに使えなかったら困ってしまいます。
多目的トイレは障害のある人だけでなく誰でも使えますが、本当に必要としている人がいることを認識した上で、多目的トイレを正しく使うようにしましょう。
世界の多目的トイレに学ぼう!今後の多目的トイレについて
日本は多目的トイレの普及が進んでいるほうで、色んな障害に対応していると言われています。ただ世界には他にも進んだ多目的トイレ事情があるようです。
まず、最近話題になっているのがイギリスで普及してきている多目的トイレでLGBT(レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー)の人が利用しやすいトイレです。
トイレに設置してあるマークも女性男性だけではないマークが使用されるなど、配慮されています。日本ではまだ難しい事かもしれませんが、正しい認識がされるといいですね。
南米チリでは街中では車椅子の人や妊婦さん、ベビーカーを押している人も使えるようなユニバーサルデザインの考えが多く普及しているそうで、多目的トイレも多くあります。
アメリカでは多目的トイレはありません。その代わり必ず広いトイレがトイレの中に一つ以上あります。もし一つしかトイレがない場合はそのトイレが広く設計されているそうです。
この誰でも使えてわざわざトイレに「多目的」と名前もついていないのは、利用する人も入りやすいのでいい考えだと思います。
色々世界各国の多目的トイレをみても、日本はすごく清潔で、たくさんの人のニーズに答えたトイレであることがわかりました。
やっぱり世界から素晴らしいと言われる日本の多目的トイレは、みんなが使う大切なトイレなのでくれぐれも渡部さんのような使い方は控えましょう。
ヒルズの多目的トイレ改装 まとめ
とにかく今回世間を騒がせた六本木ヒルズの多目的トイレはどうなるのか?改装するのか?についてまとめていきましたがいかがでしたでしょうか?
やはり六本木ヒルズで不正使用されたトイレは、機能には何も問題はないですがこれから使う人の気持ちの問題があるため改装されるようです。
ただ、多目的トイレも内容や設備、会社によっても違いますが約300万円ほどかかるという事です。今回は元あるものを外して新たにとなるとまたお金がかかるでしょう。
大金をかけて多くの人が安心して使えるようにするための多目的トイレの不正利用は、お金も無駄になるし、本当に必要な人が使えなくなるという問題も引き起こします。
これからはもっとバリアフリーやユニバーサルデザインの考えが普及し便利になると思います。しかし、違う目的での多目的トイレの利用は控えてほしいですね。