オンライン診察のメリットとデメリット!今後のスタンダードになる?
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オンライン診察」というワードを聞いたことがあるでしょうか?
オンライン飲み会やオンライン会議、オンライン合コン…など、最近様々なイベントをオンライン上で行うことが流行っていますよね。
しかし、オンライン診察となると、あまり聞きなれないという方が多いでしょう。
実は、医師がパソコンやスマートフォンのインターネット回線を使って診察や処方を行う、「オンライン診察」はすでに始まっているのです。
とはいえ、病院に行かずに正しく診察してもらえるのか、少し気がかりですよね。
そこでここでは、オンライン診察のメリットとデメリットについてご紹介します。
オンライン診察って実際どうなの?メリットとデメリットとは?
まずは、オンライン診察の一連の流れを見ていきましょう。
- 患者がパソコンやスマートフォンの画面を通して、医者に病状や患部を見せる。
- 医者が画面から、病気の診断を行ったり薬を処方したりする。
以上です。いたってシンプルで、病院に行く場合と全く同じ流れです。
そこで気になるのが、オンライン診察のメリットとデメリット。
今後メジャーになる可能性もあるので、知っておきたいところです。
◆オンライン診療のメリット
・遠隔地でも医師の診察を受けられる
・体の不自由なお年寄りや子供連れの方など、外出が難しい人でも診察が受けられる
・セカンドオピニオンとして専門家の診断をすぐに仰げる
・通院時間や待ち時間がない
病院に通院する際に頭を悩ませていた待ち時間。
「時間がない」という問題が解消されるのはかなり嬉しいポイントです。
特に、普段勤務している方だと、平日の診療受付時間内になかなか通院できないという方も多いのではないでしょうか?
遠くても違う病院を受診できるのもメリットですね。
◆オンライン診療のデメリット
・誤診の可能性が高まる
・個人情報漏洩の心配がある
・機械の操作が必要となるため、お年寄りには難しい
やはり、直接患者を診ることができないため、誤った診断をしてしまう可能性が高まります。またそうした場合に、医者に全責任を持たせることができるのかもわかりません。
そして最も心配な点は、お年寄りが苦手なことの多い、機械の操作です。そもそもパソコンやスマートフォンを持っていない方も多いので、浸透しない可能性もあります。
個人情報の管理も、年配者が多くなりがちな病院という性質上心配なところです。
オンライン診察の今後の可能性は?
オンライン診察は、まだまだ不十分な点や不安の残る点があるものの、
便利なことは確かです。そして今後広がっていくでしょう。
それでは、今後オンライン診察が世間に広まっていくには何が大事なのでしょうか?
それは、やはり体制や環境を整えていくことです。オンライン診察にアクセスするのに必要な、インターネットや通信技術はもちろん、より対面の診察に近づけるために医療技術も変えていかなければいけません。
例えば実際に、インターネットを介して患者のデータを共有できるスマートフォンに接続して使用できる、デジタル体温計や聴診器などがあります。
今後このような技術が発展し普及していくことで、誰でも気軽にオンライン診察を受けられるようになるかもしれません。
オンライン診察のメリットとデメリット まとめ
以上、オンライン診察についてご紹介しました。
病院といえば、どうしてもハードルが高く、つい行くのをためらいがちですよね。
患者のそんな緊張や不安を和らげてくれるのが、オンライン診察です。
自宅でリラックスした状態で診察を受けることで、より的確に病状を伝えられたという例もあります。
ただ、むやみにオンライン診察を推し進めればいいわけではありません。
直接診察を受けた方がいいケースももちろんありますし、
大きな病気を見過ごしてしまう可能性もぬぐえません。
まだまだ成熟するまでには時間はかかるかもしれませんが、
技術が高まった将来、オンライン診察が当たり前となっているかもしれませんね。